TENORAは旧9iNEと同様にダイナミック型ドライバーを限りなく耳に近い位置に設置できるフロント筐体設計になっており、MIROAK-IIやLOAK2と比較するとTENORAはドライバーの設置位置から音の出口までの距離がかなり短いです。この構造によって距離による音の減衰を最小限に抑えてくれます。ドライバ―から出た音をなるべくロスすることなく音の出口に届けることが出来るわけです。
この構造は10mmダイナミック型ドライバーを使うMIROAK-IIやLOAK-2にはできないことで、小さなダイナミック型ドライバ―を使うTENORAの利点でもあります。