木材の種類や固体によって音は変わりますが、その木材によってどの程度音が変わるのでしょうか?
《イヤホンの音を決める様々な要素》
イヤホンの音を決める要素はたくさんあります。634EARSではダイナミック型ドライバ―1つを使うシンプルな構成ながらも数十個の音を構成する項目があります。
もっと細かく見ると、ドライバ―だけでも10以上の音を決める要素があります。
これがフロント筐体、ドライバ―、リア筐体、などそれぞれに音を決める要素があり、これらを全部合わせて1つの音として出てくるわけです。
決してドライバ―の振動板だけでもなく筐体の素材だけでもありません。
《木材素材の違いで音はどれくらい変わる?》
先ほどの話を踏まえて、それではリア筐体の一部の木材の種類の違いだけで音はどれくらい変わるか?という本題ですが、
ざっくりといえば音全体の 10-30% が木材の種類によって変化するという感じです。
しかし、この10-30%という比較的小さい割合も全体に影響を及ぼす可能性もあるのであながち無視できないというのが私の見解です。
《木材によって決まる「色」》
その違いを分かりやすく説明するために「色」に例えてみます。
例えば634EARSのモデルで例えると
LOAK-Tを緑、
LOAK-Sを青、
SARN IIを赤
というような感じです。(色は適当に当てはめています)
それぞれのモデルで音が違うので「色」が違うので当然です。
《素材によって決まる色の詳細(彩度、輝度、色相)》
モデルによって色が決まりますが、この色が木材によって変化します。
例えば上で例えたLOAK-Sの青を例にすると、
木材の種類や固体によってこの「青」の彩度や輝度や色相が変わって、
ネイビーにもターコイズブルーにもスカイブルーにもなるということです。
同じ青でもネイビーとスカイブルーは結構違います。
他にも少し緑がかった青もあれば紫にちかい青もありますよね?
これが木材の種類を変えた時に起きる音の変化です。
注意しなければならないのは、木材を何にするかで様々な色に変化しますが、リア筐体の一部の木材素材を変えただけでは大きく色が変わることはないということです。
つまり青色のモデルであれば木材を変えることで様々な青色になりますが、赤や黄色など他の色にはならないということです。あくまで青は青。その青色の範囲何でカラーが変わるということです。
青色を赤色のように「色」そのものを大きく別の色に変えるには、木材素材だけでくドライバ―や筐体などほかの要素も一緒に大きく変えて別のモデルにしなければ変わることはありません。
しかし、例えば青色の場合、ネイビーがスカイブルーに変わると全体の明るさや印象がガラッと変わります。
数値では全体の10-30%というざっくりとしたことしか言えませんが、実際にはそれは全体に影響するほどに変化することもあります。